黒川の林道(喜茂別岳南西尾根) の記録    100704

以前から気になっていた、黒川左岸の林道に入り込みました。
林道は真新しい砂利が敷かれ、走行し易いが、両サイドの草・笹が被りボディを擦る。
対岸に渡って喜茂別岳南西尾根へ。高度を上げたところで幹線林道に合流。
ここにコンクリートブロックとチェーンの簡単な通行止め。車を置き、幹線林道に入って歩き出し。

広く立派な道路、砂利敷きではなく路盤砕石の路面。
この路面が切れる所に大規模な工事管理詰所。「中岳幹線」の文字。
中岳まで道路を敷設してどうするのか。ダムでも造る?それともトンネル。
道路工事現場は尾根を上がって、西方向、650.4m三角点の方面へ。

途中に古い林道との分岐があり、工事現場と別れこちらに入り込み。
この林道は地図で実線で表示されているもの。中央部は草ボウボウも、轍部分の砂利路面はしっかり。
送電線の下を通過して、道は急に荒れてくる。あまり使われていない模様。
この状態で、地図表示よりさらに伸びて黒川の橋まで。
橋の先、対岸への道は荒れ果てた廃道。とても進む気にはなれない。
でも、もう一本、尾根へ登り返す道があり、それなりに歩けそう。「歩道裏の沢線」の標識。
山の中に歩道とは理解しかねるが、なるほど、丸太の階段が残っている。
意図は量りかねるが、かつて、歩行を前提の整備がなされた歴史があったらしい。

この歩道、相当に奥まで伸びている。
自然林の中、ラジオを大きくかけ、草を払いつつ前進。
でも、暑さとTシャツ1枚を透しての藪蚊の攻撃に段々と意欲が萎えてくる。
標高700mまで上がって西方面からの林道とニアミス。
この林道は折り返して、また西方向に離れて行く。
林道に渡り込まず、歩道を選んでさらに前進。
標高750mまで上がって今度は左右へ分かれ道。
現在地が掴めず、見通しもつかずで本日はここで下り、送電鉄塔偵察へ。

送電線まで下って、今度は歩道から点検路を標高差30m登り。
送電鉄塔の周囲は刈り払われ見通し良好。山頂の気分。
小喜茂別岳が正面。喜茂別岳。幌滝山も確認。
この先、点検路はずっと続いている感じで相当に奥まで歩けそうでした。

出発8:50 工事現場から林道9:10 黒川の分岐9:30 引返し10:00 送電鉄塔11:00 帰着 11:30

札幌みちあるき 札幌山歩 百山歩地図


喜茂別岳


小喜茂別岳


幌滝山

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