石倉山の記録    08 01 07

昨年夏のリベンジで張碓から石倉山、さらに奥地の三角点「吹上」まで登りました。
張碓橋の奥から張碓トンネル方面へ向う林道(?)は除雪されています。
坂を登り切ったあたりに石倉山頂方向への分岐があり、ここで道路脇駐車。
こちらは、通行止の様相ながら、スノーモービルの通行跡がグランド跡地まで続いていました。

林道には轍の跡があるものの、つぼ足は無理。
スノーシューの方がどんどん先行し、ラッセル跡をカンジキで付いて歩きます。
道端には動物の足跡、鹿・狐・兎・栗鼠・鼠などバラエティーに富んで。
2個並んで、飛んでいる足跡がよく判らない。多分テン・オコジョの仲間ではないか。
夏には木の葉に隠れて気が付かなかった、電信柱を発見。10本以上は残っております。
古く朽ちているものの、金物の様子から、やはり、太平洋戦争のものでしょう。
木立ちを透かして、海も見えますが、無残に削られた採石場。こちらはちょっと、気分をそがれる風景。
新光町方面への廃道分岐までは尾根上の雑木林の中の雪上散歩道が続きました。

分岐の先は海から離れ、背の高いカラ松の人工林、風景が一変。
道路の傾斜もきつくなりますが林道歩きを継続。
やがて、傾斜が緩くなると、木立ちを透かして山頂が見えてきます。
山頂はちょっと開けた高まりですが、見晴らしは春香山方面のみ。
時間も早くさらに奥の三角点「吹上」まで行くことにしました。

まずは、昨年夏に引き返した送電線直下まで。
大きく伐開された空間で、夏には視界を遮った笹が雪の下になり、見晴らしは良好。
小樽の港と街が右に、銭函の街が左に見えます。
この先、三角点「吹上」への斜面。地図にある林道は見あたりません。
とりあえず、斜面に、傾斜は急で、雪は深いのですが、スノーシューの方々は相変わらず快調。どんどん先行して行きます。
カンジキ組は遅れて、登るほど良くなる見晴らしを堪能。石倉山の向うの海も見えてきます。
この斜面の肩が本日最高の展望台。三角点からの帰る途中、昼食会場はここでした。

肩の先、頂上稜線には、張碓川を上がって海側に戻って来た林道があります。
道端の工事標識では平成10年11年に植林工事があったようで、これなら夏でも来れそう。
稜線は適度な広さで、木立の間からは小樽の街と海が見え、快適。
三角点は一番奥なので、植林地の中を延々と歩いて、最後左手の林間へ入ります。
ちょっと小高い場所が三角点。春香山と和宇尻山が真正面。高速道路の張碓陸橋も良く見えました。


林道分岐出発8:10 新光町方面廃道分岐9:30 石倉山10:05 送電線10:20 肩10:55 吹上三角点11:25 肩12:00 送電線12:30 帰着13:50







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