ラルマナイ林道(達麻頭)の記録    08 11 30

国道からラルマナイ林道を辿り、札幌と恵庭の市境上の三角点「達麻頭」を目指しました。
本日は朝に寒冷前線が通過。その後は寒気団が入り冬型の気圧配置。
前夜から未明までは暖かく雨、夜明けくらいからどんどん気温が下がり雪に。

林道の轍はタイヤによる圧雪が氷りつきツルツル路面。
これにはピン付長靴がピッタリで、他の方より歩き易い。
この状態は金山沢林道分岐を過ぎて、空沼沢合流点の先くらいまで。
なお空沼沢の橋のネームプレートは「達磨橋」。三角点共々、ラルマナイが訛ったのでしょうか。

この後は尾根中腹への登り。轍は続いているものの、積雪がだんだん厚くなってくる。
中腹。木立の間からは対岸の斜面。足元はラルマナイ川。鹿の足跡はだんだん減ってくる。
中腹歩きも順調だったのですが、中間で、頼みの轍がUターン。
ここから先は薄っすら残った轍の痕跡を辿ってラッセルに。
膝より下で深くはないが、モナカ雪で歩きにくく、少々ペースダウン。
しばらく我慢でしたが、とうとうMさんはカンジキを装着。他のメンバーは道具持参せずつぼ足。

そうこうしている内に林道最北端到着。
「達麻頭」方向には沢が東西に口を開けており、対岸のブル道跡は潅木の藪。これは駄目。
西方向にブル道があり、辿って源頭を回りこめるかと、入り込み。
この道、植林帯で終了。この先、笹はまだ立っているのに雪はそこそこ深く、前進は大変。ここで撤退。
それでは空沼沢を遡る林道を探査しようと、ラルマナイ林道を南へ。
この分岐も見つからず、だんだん雪の降りがきつくなってきた。で、こちらも折り返し。
本日、当初目標は達成せず。でも、積雪期には使える良いルートを見つけました。

下って昼食休憩は密植トド松人工林の中、葉の隙間から細雪がパラパラながら、食事の邪魔にはならず。
この後の下りは、登り足跡の上に薄い積雪。青空も時々顔を出して順調でした。


林道入口出発8:30 空沼沢分岐9:15  林道最北端10:35 ブル道終点11:00 林道折返11:30 林道最北端11:45 (昼食休憩) 空沼沢分岐13:10 林道入口帰着13:45 (駒岡保養センター)
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